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2015年2月

2015年2月27日 (金)

高2 PS最終回!

今日の7時間目は、高校2年生、今年度最後の Peace Studies でした。

今学期のテーマは、「グローバル社会で生きるとは? ~多文化共生のために必要な視点~」です。

3学期で合計5時間を使い、さまざまな角度から「多文化共生」について探求しました。

 ・アイデンティティとは?

 ・さまざまなルーツ、アイデンティティを持つ人と暮らすとは?

 ・グローバル社会における、日本社会の課題とは?

先週はパネルディスカッションを通じて、「さまざまなルーツ、アイデンティティを持つ人と暮らす」ことについて、考えていきました。

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3学期はじめのPSでは、「アイデンティティって何だろう、考えたこともなかった」という生徒たちも、「自分らしく生きるとは」「多文化社会の中で生きるとは」というテーマを自分の課題としてとらえつつあります。

この哲学的テーマの集大成は、高校3年生で行うPSです。

今の想いをしっかり温めて、広島女学院での最後の学年を迎えてほしいと思っています。

高1PS(Peace Studies):平和共創プレゼンテーション第4回

自分達で課題を見つけ、グループで協同してプレゼンを作成します!

クラス内プレゼン

 3学期の高1のPSでは、「平和共創」をテーマに各グループでプレゼンテーションを作成し、発表します。PSで充分な時間が確保できず,他教科のプレゼン課題等が重なる中でしたが、昼休憩や放課後に各グループで協力し、プレゼンテーションを作成できました。

 今回は各クラス毎に、プレゼンテーションを行いました。テーマは「平和共創」とし、課題を自分達で見出すところからのプレゼン作成でした。そのため、各班それぞれ視点の異なる、個性的な発表を行うことができました。そして、クラス内で投票、クラス代表班を決定しました。

 

次回は各クラスの代表がプレゼンし、学年最優秀プレゼンを決定します。楽しみです!

2015年2月24日 (火)

第2回 SGH研究発表大会 国語科

第2回 SGH研究発表大会で、国語科は、対話力(コミュニケーション力)向上のための公開授業を行いました。

現在、広島女学院中学高等学校は、広島大学大学院 教育学研究科 教授 難波博孝先生と、対話力(コミュニケーション力)向上のためのプログラムを共同開発中です。

また、鈴峯女子短期大学 保育学科 講師 谷口直隆 先生にもご協力いただいています。

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対話力向上は、本校のSGH構想の柱の一つです。

プログラムの根底にあるのは「演劇的手法」。

今回は、小川国夫「物と心」の浩と宗一の会話をグループで考えます。

そして、その会話を「演じる」+iPadで撮影し、客観的にみることで自己のコミュニケーション方法を振り返っていきます。

実は、コミュニケーションとは、「演じる」ことです。つまり、「演じる」自分を増やすことがコミュニケーション力に幅を持たせ、対話力向上につながっていくのです。

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北は北海道、南は九州。多くの先生方が見学されました。

まだまだ実験段階ですが、難波先生と谷口先生、難波研究室の大学院生とともに、「日本初」の教育プログラム構築を目指していきます。

2015年2月23日 (月)

第2回SGH研究発表会 公開授業~地理・模擬国連形式の授業~

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 中学1年生を対象に模擬国連形式で地球温暖化を防ぐ条約について話し合いました。事前に生徒をアメリカ、オーストラリア、オランダ、サウジアラビア、中国、バングラデシュの6つに分けました。生徒はそれぞれ自分が担当する国の代表として、まず自分の国が「先進国が温室効果ガスを削減する」という条約に賛成か、反対かを話し合い、自国の意見を表明しました。

 そして、今回の授業ではまず各国の主張の相違点、類似点を整理しました。それから生徒自身が条約の成立、阻止を目論み、他国担当の生徒と交渉を行いました。交渉を進め方は特に指示はしていませんでしたが、対立する意見の国を説得する者、他国の動向を探る者など生徒自身が考え独自の工夫をしていました。

 各国との交渉の後、再び自国のメンバーで集まり、条約に対する意見をまとめました。そして授業の最後に条約への賛否を問うたところ、1カ国が意見を変更し、条約は否決されました。ここで本日の授業は終了しました。

 意見を変えた理由は次回の授業で発表してもらうのですが、生徒はすぐにでも知りたいようでした。また、交渉時間ももっと欲しかったようです。交渉では皆、すごく白熱しており、中1とは思えないような議論が展開されていました。

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2015年2月20日 (金)

広島女学院大学との高大連携:模擬授業

 今日の高ⅠのLHRでは、高大連携の一環として、広島女学院大学から先生方に来ていただき、模擬授業を行っていただきました。普段、聞く機会がない高度な内容を分かりやすく教えていただきました。国際教養学部の先生方には、英語についてや海外での研究内容を熱く語っていただきました。また、他の学科の先生方にもきていただき、グローバル人材に必要な教養を学べました。生徒達の感想にも、「とても興味深いお話が聞けて良かった」「考えている進路とは違う学問分野であったが、楽しく知ることが出来て良かった」「また授業を受けたい」という感想が目立ち、充実した時間となりました。

 国際教養学科 植西准教授

 国際教養学科 Herbert教授

国際教養学科 田頭准教授

 生活デザイン・建築学科 真木准教授

管理栄養学科 妻木准教授

幼児教育心理学科 森保准教授

2015年2月19日 (木)

高1カンボジア現地研修 事前学習会

 今日は、広島女学院大学から本校卒業生の山﨑桃さんに来ていただき、大学のカンボジア研修から学んだことや体験を話していただきました。現地での多くの出会い、笑顔が多く家庭を大切にする文化、負の歴史や問題点など多岐にわたる内容で、多くの示唆を与えてくれました。また、「本やインターネットで知れることも多いが、実際に現地で見たときの感性を大切に」「良い面と問題点の両方を知った上で、カンボジアを好きになってほしい」「言語や国が違っても仲良くなれる」とメッセージをいただきました。また、現地での心構えや準備物等のアドバイスもいただきました。何よりも山﨑さんご自身の「カンボジアが好き」という思いがすごく伝わってきて、生徒達の励みにもなりました。グローバルに活躍している先輩に感謝です。                     

 

事前学習はまだまだ続きます!

NPT/CIF Study Time

2月18日(水)の放課後、本校の生徒20名以上が、広島平和文化センター前理事長スティーブン・リーパー氏の質問会へ参加しました。

リーパーさんのもつ核兵器不拡散条約(NPT)の専門知識と核兵器廃絶への人道的なアプローチをお伺いし、生徒たちはプロジェクトための様々なアイデアもらったようです。

リーパーさんは生徒たちが核兵器のない世界の未来のリーダーとなるよう励ましてくださいました。

After school, on Wednesday February 18, more than 20 students attended a Q&A session given by Mr. Steven Leeper, the former chair of the Hiroshima Peace Culture Foundation. Mr. Leeper's extensive knowledge of the NPT and the humanitarian approach to nuclear disarmament gave the students many ideas for their projects. Mr. Leeper encouraged the students to become future leaders of a world without nuclear weapons.

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研究発表会、準備中です!

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2月21日の研究発表会を前に、生徒たちがプレゼンの練習をしています。写真は、沖縄尚学高校を訪れ、平和について意見交換してきた生徒たちです。自分たちが体験してきたこと、考えが変わったこと、それをどう伝えるか・・・練習を繰り返しています。指導する教師たちからは容赦ない愛の鞭が・・・。

しかしさすが本校の生徒たち、すぐに指摘に対応し、指摘以上のものをつくってくれているようです。このようにして培われたプレゼン力・自己発信力は、どんなステージに進んでも生徒たちを支えてくれると思います。

ジェイコブズ教授の白熱授業~核兵器について英語で考える

2月16日(月)、広島市立大学・広島平和研究所からロバート・ジェイコブズ教授にお越しいただき、英語で授業をしていただきました。テーマは「核兵器開発史」です。

本校からは、来年度国連本部のNPT再検討会議に出席しスピーチする生徒がいます。また、アメリカ・ロシアの高校生とともに本校で核軍縮ついて討議するフォーラムがあります。その事前学習として、英語で核兵器の基礎知識を得、質問をぶつける授業を行いました。

はじめて知ることが多く、生徒は英語で必死にメモをとっていました。さらに、質疑応答では、間違いを恐れずに一生懸命英語で質問する姿がありました。授業が終わってからも、先生を捕まえて英語で話しかける生徒たちがたくさんいました。

グローバルリーダーとして、英語で考える力がついてきていると感じます。

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2015年2月17日 (火)

International School of Myanmar

10 students from the International School of Myanmar (ISM) visited Hiroshima Jogakuin from February 10-16. On February 11, Jogakuin students gave the ISM students a tour of the Peace Memorial Park. After the tour the students traveled together to visit Miyajima. 

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