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2014年12月

2014年12月26日 (金)

高2PS 沖縄尚学研修 校内発表会

高2では、10月に有志生徒32名が沖縄尚学高校を訪問し、沖縄と広島の高校生同士で「平和貢献」をテーマにディスカッションしてきました。11月26日、高2の生徒全体に、現地で行ったプレゼンテーションと、ディスカッションの内容を発表し、成果を共有しました。成果とは、グローバルリーダーとしての視野の広がり、対話力の高まりです。沖縄で同世代と基地や平和について本気で議論したことで、生徒たちは固定観念が揺さぶられ、世界観が広がりました。同時に、異なる価値観を持った同生徒の議論を通じて、相手の主張を汲み取りながら自分の意見を発信する対話力が養われました。来年度、さらに人数を広げて充実したものにしようと思います。

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高3PS小論文 水本教授のレビュー

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高3では、広島市立大学・広島平和研究所副所長の水本和実教授をお招きし、小論文の講評をいただきました。高3では、グローバルリーダーとして卒業時に身につける力のひとつとして、日本語・英語での論理的思考力、対話力、合意形成力を掲げています。この力をつける授業として交渉ゲームを行った後、核軍縮についての自分の考えを日本語で小論文に書き、それに英語でサマリーをつけました。できた文章は水本先生にお読みいただき、全体の場で優秀者5名を発表、それぞれの文章に個別の講評をいただきました。生徒たちは、平和をつくるグローバルリーダーとして必要な視点を獲得できました。それ以外の場面でもすぐに応用できる「伝わる文章の書き方」もレクチャーしていただきました。

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2014年12月20日 (土)

福原先生による進路講演会を実施しました

12月19日の3時間目,中3全体を対象に本校のグローバル教育アドバイザー福原正大先生による講演会が開かれました。日々の授業をなぜ受けるのか,どのような心構えで学校生活を過ごしたらいいのかといった身近な話から,今後世界情勢はどのように推移していくか,そしてどのような人材が求められてくるのかといったグローバルな話題まで,多岐にわたる話を聞かせていただきました。生徒たちにとっても大きな刺激となったことでしょう。さらにその後希望者を対象に,「交渉」をテーマにした授業を行ってもらいました。内容は文化祭にDJを呼ぶという設定で,そのギャラの金額を文化祭実行委員とDJ役に分かれて交渉するというものでした。情報の非対称性などといった難しい概念が登場する中,それに生徒たちが必死にくらいついていっている姿が印象的でした。最後に質疑応答の時間となったのですが,当初1時間の予定が大幅に超過するほど熱い議論が重ねられました。

                           

   【全体講演の様子】

   【希望者対象授業の様子】

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2014年12月 9日 (火)

「碑めぐり」が動画になりました!

かれこれ30年以上続いている「碑めぐり」。主に同盟校を対象に、広島に研修・修学旅行で訪れる高校生に、本校の高校生が平和公園内にある慰霊碑について説明しながら、公園を案内するというものです。海外からのお客様に対しては、英語で碑めぐりをすることもあります。

碑のそばにも説明書きはありますが、そこには書かれていないものを生徒自身が調べ、どのような思いを持って碑めぐりをしているのかを伝え、案内される高校生もヒロシマから何を学んだかを伝え、お互いがお互いの思いを伝えあいながら、学びを深めています。

この度、「ヒロシマ・アーカイブ」に本校生徒の碑めぐりの動画を載せて頂きました。このアーカイブは渡邉英徳先生(首都大学東京・准教授)の手によるものではありますが、本校の生徒も被爆者の方々の証言収録、編集などで微力ながら協力しています。「被爆者の証言の継承」が問題となっている昨今、このツールは単なるツールではなく、過去を現在から未来へとつないでいく、人類の財産ともいえるものでしょう。

その「アーカイブ」のなかに、本校生徒による「碑めぐり」の動画も併せて載せて頂きました。どうぞこちらをご覧頂き、中央部(平和公園)にある白い折りヅルをクリックしてみてください。現在のところ、11の慰霊碑について生徒たちが説明をしています!

このような感じです。生徒が特定できないようになっていますが、音声と画像そのものはとてもクリアです。

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