2015年4月22日 (水)

2015年度ユニタール青少年大使任命式

4月20日(月)に広島商工会議所ビルにて行われたユニタール青少年大使の任命式に出席いたしました。

ユニタールとは,1965年に設立された研修を専門とする国連機関の一つで,主に発展途上国の開発を支える人材育成を担っている機関です。現在世界中で平和構築や紛争復興などに関する研修を行っています。そのユニタールの広島事務所は,次世代を担う若者に世界に目を向ける機会を与えようと,5年前より毎年青少年大使を募集しています。このたび多数の応募の中から本校の高校2年生守下綾乃さんが選出されました。写真は任命式の様子です。

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その後,多くの出席者を前に,これまでの本校での学びをもとに,核のない平和な世界を構築するために何をすべきか,今後青少年大使としてどのような活動を行っていきたいかなどについて,英語でスピーチしました。恥ずかしながら全てを聞き取ることはできませんでしたが,並々ならぬ決意のほどがよく伝わる堂々としたスピーチでした。今後の活躍を期待しています。(担任)

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2015年4月21日 (火)

Global Issues 授業スタート

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今年度より、高1の選抜クラスGlobal Issuesが始まりました。

このクラスは、核兵器・国際紛争・20世紀の戦争と平和構築の歴史を英語で学ぶものです。

広島市立大学・平和研究所から、ジェイコブズ先生にお越しいただいています。

ジェイコブズ先生の自己紹介に始まり、さらにはなぜ史上初めての原爆が開発・使用されたのかを理解するために、

第二次大戦の概要を英語で学びました。

専門用語が多く、生徒は聞き取れない単語、わからないことがたくさんあったようです。

しかし、質問がたくさん出ました。

“What does ~ mean ? ”という基本的な質問から、

“How do American students study the A-bomb in high school ?”

など、本質的な質問も出ていました。

全て英語で行われる授業は、生徒にとっても非常に大変です。

しかし、1年後、必ずそれぞれの生徒が成長していると思います。

   

  

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2015年4月20日 (月)

Debate Workshop for Teachers and Students

「90年の歴史と100万人の会員を誇る米国最大の青少年スピーチ・ディベート協議会」であるNational Forensic League Japanが第1回全国スピーチ&ディベート大会を開催します。それに先立ち、本校においてDebate Workshopが4月18日(土)の午後、開催されました。そもそもディベートとは? ディベートを教室に取り入れるには?など、生徒と教師のハテナに答えてくれるようなディベートの初歩講座です。

当日はディベートのコーチをしているChris Organ氏のレクチャーで始まりました。ディベートでどのような力がつくのか、アメリカではどのような評価を受けているのか、ディベートのルールなどについて、30分お話して下さいました。

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次に、本校の高3生の4人がディベーターとして登壇。「アルバイトは高校生にとって必要か否か」というお題を2日前に与えられ、最初の2分間のスピーチだけを組み立てて臨みました。(実際には4分のスピーチです) その後のCrossfire(質疑応答)やRebuttal(反駁)などの部分はすべてその場で考える必要があり、英語でそこまでできるのだろうか?と本校の英語科教員一同、ハラハラして見ていました。しかし、それは杞憂で、「そのevidence(証拠)の信ぴょう性は?」「バイトも法律で規制されている部分があり、好き勝手にできるものではない」などと、なかなかシャープな切り返しで応酬しあっていました。笑顔も時々見られ、緊張のなかにあっても、少しは楽しみながら取り組めたようです。

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とても初めてディベートに取り組んだとは思えない姿勢は、さすが高3、と言うべきでしょうか。わずか2日間の準備でよくやったと思います。

このモデルディベートのあとは、教員対象のワークショップでした。授業にどのように取り入れるのか、教材はどのようなものを使えばいいのかなど、かなり具体的な内容に踏み込んでの意見交換会となり、教員にとっても有益なひと時となりました。

2015年4月16日 (木)

Jogakuin Students visit the Mayor of Hiroshima 広島市長表敬訪問

Today four Jogakuin students, who will visit New York to deliver petitions to abolish nuclear weapons that they collected this year, visited the mayor of Hiroshima. The close to 50,000 signatures will be brought to the United Nations to be displayed.

今月末よりニューヨークの国連本部にて開催されるNPT(核不拡散条約)再検討会議の本会議(5年に一度開催)を傍聴したり、高校生の取り組みを紹介したりするため、本校の4人の生徒が広島市と平和首長会議 より派遣されることになっています。この4人の生徒は「核廃絶!ヒロシマ中高生による署名キャンペーン」で活動している署名実行委員のうち、高3生3人と高2生1名です。今日は派遣に先立ち、2014年度に集めた約5万筆の署名を広島市長に手渡し、また外務省より委嘱されるユース非核特使 伝達式のため、広島市役所の市長公室において、松井広島市長にお会いしました。この署名は広島市がNYに持参し、「核廃絶の署名タワー」に加わることになっています。

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Eight students from Hiroshima and two students from Okinawa will visit the UN to take part in the NPT conference from April 26 to May 3. 広島から8人の高校生(盈進高校2名、修道高校2名、本校4名)そして、沖縄から沖縄尚学高校の2名が加わり、合計10人がニューヨークに派遣されます。期間は4月26日~5月3日です。

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 松井広島市長と2014年度署名実行委員会の委員長・徳山さんです。

NYからの報告をお楽しみに!

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TOEFLクラススタート

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初回は、TOEFLとはどんな試験なのか、どんな力が求められるのか、

講師の方から概要を説明していただきました。実際の問題を目にした生徒は、

レベルの高さに驚いた様子でした。

ここから、「英語の」授業ではなく「英語で」授業を行い、グローバルリーダーに不可欠な

英語による自己発信力、思考力を養っていきます。

 

 

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2015年4月13日 (月)

トビタテ!留学Japan

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トビタテ!留学Japanとは、文部科学省が2013年10月に開始した留学促進キャンペーンです。政府だけでなく企業も出資する官民協働海外留学支援制度で、高校生版はこの1月に募集開始、この6月以降、第1期生が海外へと旅立ちます。

このトビタテ!第1期生に本校から5人エントリーし、5人とも一次審査を通過しました。現在、二次審査に臨むべく、プレゼンテーションの準備をしているところです。全員行けるよう、「チーム・トビタテ!」として本校では一丸となって準備にいそしんでいます。

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2015年4月11日 (土)

Kilvington Grammar visits Jogakuin

13 students and 2 teachers from Kilvington Grammar School (Melbourne, Australia) visited Jogakuin from April 4 - 9. Students stayed with Jogakuin students and had various activities in Hiroshima.  

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Peace Park tour led by Jogakuin students.

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Exchange with junior high school students. 

 

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2015年4月 5日 (日)

Critical Issues Forum ⑤ Goodbye, Guests!

今回のCIFにはアメリカ人生徒16人、ロシア人生徒4人、日本人生徒14人(うち本校生徒は5名)が参加しました。このうち、アメリカ人とロシア人の生徒は本校生徒宅にホームステイしました。核軍縮に関する知識を深めたり、高校生同士で交流することも大きな目的でしたが、ホームステイをすることで日本の生活様式や文化を学ぶ機会を提供することも目的の一つでした。

夕方5時過ぎには各ファミリーがピックアップし、その後は安心してお任せしていました。それぞれの家庭で楽しいことを企画して下さっていたようですが、できるだけ普段の生活で、とお願いしていました。結果、本日のお別れのときには、なみだナミダのお別れで、生徒だけでなくホストマザーがとても名残惜しそうに涙を流されている姿には、見送りの教員も胸を打たれました。

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今回のフォーラムが成功に終わった影の大きな立役者はホストファミリーです! 参加生徒が安心して楽しく過ごせる場所があったからこそ、緊張しつつもリラックスしてフォーラムに臨めのだと思います。

ホストファミリーのみなさん、本当にお世話になりました!

Critical Issues Forum in Hiroshima ④

Critical Issues Forumの最終日は場所を国際会議場に移し、公開シンポジウムでした。180人もの人が入り、会場は立ち見状態でした。また、外務大臣がいらっしゃるということもあり、地元テレビ局すべて、また新聞社も多く取材に訪れていました。

冒頭に岸田外務大臣が祝辞を述べられました。核軍縮のために、本校含む広島の若い世代がどのような活動をしているかをふまえ、激励のお言葉を頂きました。

続いて湯崎広島県知事からご挨拶を頂くと同時に、県の取り組み等のご紹介もありました。今回のフォーラムは広島県からも財政的かつ人的支援も頂いております。また、広島平和文化センター理事長の小溝泰義氏も登壇され、被爆70年を迎え、核兵器廃絶に対する熱い思いをあらためて語って下さいました。

外務省の軍縮不拡散・科学部審議官である中村吉利氏の基調講演に続き、今回のフォーラムに参加した生徒を代表して5人の高校生がパネルディスカッションに臨みました。ロシア1名、アメリカ2名、日本2名です。うち、本校生徒を一人含みます。

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また、司会も1名は本校生徒が務めました。

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この様子につきましては、4月5日付け中国新聞に詳細が掲載されております。

また、NHKでも詳しく報道されました。

本校生徒も約50人参加し、シンポジウム自体でも学びを深めましたが、同時通訳の技にも感嘆していました。

2015年4月 3日 (金)

Critical Issues Forum in Hiroshima ③

Critical Issues Forum in Hiroshima プレゼンテーション2日目です。

雨の降る広島女学院です。

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今日も盛りだくさんの内容です。

今日は、アメリカ大使館 副文化交流担当官 ジェフリー・アドラーさんの講演でスタート。

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その後、5校のプレゼンテーションです。

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続いて、本校の卒業生で元国連事務職員の荊尾遥さんとモントレー国際大学院の卒業生でこの秋から外務省勤務の佐藤碧さんによるパネルディスカッション。

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好評は、本校のSGHアドバイザーである水本和実 先生(広島市立大学 平和研究所 副所長)とローバート・ジェイコブズ先生(広島市立大学 准教授)です。

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全体講評は、一橋大学大学院教授 秋山信将 先生です。

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本当に内容の濃い2日間でした。

明日は最終日。広島国際会議場でのシンポジウムです。(詳しくは、こちら。)