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2015年4月20日 (月)

Debate Workshop for Teachers and Students

「90年の歴史と100万人の会員を誇る米国最大の青少年スピーチ・ディベート協議会」であるNational Forensic League Japanが第1回全国スピーチ&ディベート大会を開催します。それに先立ち、本校においてDebate Workshopが4月18日(土)の午後、開催されました。そもそもディベートとは? ディベートを教室に取り入れるには?など、生徒と教師のハテナに答えてくれるようなディベートの初歩講座です。

当日はディベートのコーチをしているChris Organ氏のレクチャーで始まりました。ディベートでどのような力がつくのか、アメリカではどのような評価を受けているのか、ディベートのルールなどについて、30分お話して下さいました。

NFLJ's photo.

次に、本校の高3生の4人がディベーターとして登壇。「アルバイトは高校生にとって必要か否か」というお題を2日前に与えられ、最初の2分間のスピーチだけを組み立てて臨みました。(実際には4分のスピーチです) その後のCrossfire(質疑応答)やRebuttal(反駁)などの部分はすべてその場で考える必要があり、英語でそこまでできるのだろうか?と本校の英語科教員一同、ハラハラして見ていました。しかし、それは杞憂で、「そのevidence(証拠)の信ぴょう性は?」「バイトも法律で規制されている部分があり、好き勝手にできるものではない」などと、なかなかシャープな切り返しで応酬しあっていました。笑顔も時々見られ、緊張のなかにあっても、少しは楽しみながら取り組めたようです。

NFLJ's photo.

NFLJ's photo.NFLJ's photo.

とても初めてディベートに取り組んだとは思えない姿勢は、さすが高3、と言うべきでしょうか。わずか2日間の準備でよくやったと思います。

このモデルディベートのあとは、教員対象のワークショップでした。授業にどのように取り入れるのか、教材はどのようなものを使えばいいのかなど、かなり具体的な内容に踏み込んでの意見交換会となり、教員にとっても有益なひと時となりました。