そして遂に国連本部、本会議場へ!(NPT派遣④)
国連に入るための許可証を無事に発行してもらい、本会議場に入り、開会の時を待ちました。テレビでしか見たことのない会議場が目の前です! 多くの重要な議決がなされてきた会場に身を置いた生徒はみんな興奮状態でした。
開会では事務総長のステートメント(代読)において、「被爆者は、核兵器の非人道的結末の証人であり、彼らの証言の勇気に報いるために会議は成果を上げるべき」と発表。また、様々な国の外相が現状を報告するなど、政治的な駆け引きも見られたようです。
午後、本校生徒は「2015ヒロシマ・ナガサキアピール集会」にてプレゼンテーション。大変緊張したようですが、練習の甲斐ありました。
また、高校生全員が作り、署名実行委員会が束ねてくれた千羽鶴をヴァージニア・ガンバ国連軍縮部次席上級代表に手渡しました。なお、ガンバさんには後日、高校生だけで特別に懇談の時間を頂くことになっています。
夕方には国連本部のロビーのヒロシマ・ナガサキの展示を見に行きました。本日の集合写真です。
国連本部では過去、広島女学院に来て下さった方、卒業生などにも(偶然)お目にかかる機会も多いようです。その中のおひとり、クリフトン・トルーマン・ダニエルさん。原爆投下を決定したトルーマン大統領のお孫さんで、現在は核廃絶に向けて米国で平和活動を行っておられます。同じシカゴ出身のオサラバン先生と。
長い長い一日がようやく終わったようです・・・。