Welcome back! (NPT派遣⑩)
数々の経験を積んだ10人の高校生がすべての行程をこなし、無事に帰国しました。
成田空港にて。
ここで沖縄尚学の平良さんと徳元くんはお別れです。二人で那覇行きのフライトへ。無事に到着との連絡を受けました。
一方の広島空港はあいにくの雨です。現在、空港運営が通常とは異なり、悪天候の場合は着陸できない可能性がいつもより高く、実は成田空港では「広島の上空まで飛ぶが、着陸できない場合は伊丹か福岡に移動」と伝えられていたそうです。その決定は広島上空で下されるとのこと。出迎えの教員、保護者一同、一体どうなるのか、ヒヤヒヤしながらボードを見守っていました。
やがて「まもなく到着」との表示になり、ほどなく「只今到着」に切り替わりました。到着後、バゲージクレームで待つこと20分。ようやく出てきた一行に温かい拍手。
今回同じフライトで帰ってきた中国新聞のジュニアライターの2人(うち一人は本校生徒)も加わっての解散式。
一様に疲れた表情ですが、充実感あふれる笑顔が印象的でした。生徒を代表して本校高3の徳山さんがあいさつをしました。まず出迎えた人々への感謝。そして今回、とても多くのことを経験し、頭のなかがまだ整理できていない状態だけど、学んだことを多くの人に伝えたい、と話していました。今後、何度か報告の場があります。そこで在校生や一般の市民の方々にしっかりと還元してほしいと願っています。
最後に出迎えの校長先生、引率のオサラバン先生と一緒に。
NPT再検討会議はまだこれから3週間余り続きます。参加した生徒たちには、会議の行く末もしっかりとウォッチして、更に学びを深めてほしいと思います。