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2015年5月31日 (日)

アメリカの小学生、千羽鶴に願いを託す。

アメリカ・ペンシルヴェニア州にWyomissing Elementary Schoolという小学校があります。この学校のGwen Gibson先生は毎年、教材として佐々木禎子さんの物語を使っており、その絵本を読んだ子供たちは自発的に「自分たちも千羽鶴を折ろう!」という活動をしています。そして実際に20人あまりの子どもが千羽鶴を折り、平和公園にある「平和の子の像」に捧げています。

とはいえ、アメリカから広島にやってくることもなかなか難しいため、ギブソン先生は毎年、本校に千羽鶴を送り、本校の高校生が代理で千羽鶴を捧げに行く、という活動をかれこれ10年近く続けています。

今年も中間テスト最終日の午後、高1の生徒4人が平和公園に行ってきました!

まずは箱から子どもたちの千羽鶴を出します。小学校低学年の子供たちですので、大きめの折り紙で作っています。

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「平和の子の像」の前で女学院の生徒が小学生の千羽鶴を持って記念に一枚。

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その後、像の後ろにある千羽鶴ブースに捧げます。

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Mission complete.  これらの写真データをギブソン先生に送り、小学生たちにも見てもらいます。また、代理で捧げに行った生徒たちは、小学生に和紙の折り鶴を一人一人に作り、名前を筆で書いて送ることにしています。

ささやかな交流ですが、こういった小さな行動から様々な活動につながっていくと信じています。