【研修4日目】
プノンペンは昨日に引き続き、今日も大変暑かったです。ですが、生徒10名は皆元気に一日を過ごしました。 午前中はトゥールスレン博物館に行きました。ポルポト政権下では刑務所として使われ、罪無き多くの人々が拷問を受けた場所です。生々しい事実に私達は言葉を失いました。生存者であるチェン・メイさんともお話することができました。
↓トゥールスレン博物館にてガイドさんの説明を聞いています。
↓慰霊碑の前で黙祷を捧げました。
↓かつてトゥールスレン刑務所に収容され、生き残ったChum Meyさん。ポルポト政権時における自らの体験を語り伝える活動をされています。
午後はDocumentation Center of Cambodiaへ向かい、過去の内戦をどう乗り越えていこうとしているのかを聞きました。
「お互い同じアジアの国に住むのだから、一緒に平和を築いていこう」というメッセージをしっかりと受け止めました。
↓Documentation Center of Cambodiaにて、活動内容を英語で説明していただきました。
その後キリングフィールドを視察しました。ここはポルポト時代に刑務所から送られてきた人々が虐殺された場所です。遺体が埋められた穴からは今でも骨の欠片が出てくるそうです。この場所も言葉にできない重みを感じました。
↓キリングフィールドの見学中。屋根の下の穴にはポルポト政権下で虐殺された多くの人々の遺体が埋められていました。
↓キリングフィールドで虐殺された人々の遺骨を納める慰霊塔。内部も見学しました。遺骨が並べられており、勿論ショッキングではありますが、これが戦争の現実です。
↓キリングフィールドで虐殺された人々の遺骨を納める慰霊塔。
しかし、カンボジアの人々が生活している様子は本当に明るくたくましく、改めて私達の有様を省みる1日となりました。