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修学旅行3日目,ホテル前ビーチでの早天礼拝で1日が始まりました。早朝の海辺はとても静かでさわやかな風が気持ちよかったです。
この日の主な行程は,美ら海水族館と体験学習でした。美ら海水族館では大きな水槽で他の魚たちと一緒に悠々と泳ぐジンベエザメに圧倒されました。
また,8種類の体験学習の中から各自好きなものを選び,沖縄の地元の方に教わりながら楽しい時間を過ごしました。シーカヤックでは,2人1組でペアになってオールを使ってカヤックを漕ぎ,沖のほうまで行きました。途中,波を乗り越えたとき,体がふわっと浮き上がって怖かったけど楽しかったです。下を見ると,魚が泳いでいるのが見えてとてもきれいでした。(写真部高2)
修学旅行2日目です。琉球村に行きました。昔ながらの民家があり,地理で学んだように低層家屋でした。いろんな所にいろんなポーズのシーサーがあり,面白かったです。
また,午前中には嘉手納基地を道の駅かでなから見学しました。まず,目の前に広がったのは長い滑走路でした。私たちが説明を受けている間も,戦闘機が何機も爆音をたてて飛び立っていて,沖縄の騒音問題を身をもって体験しました。
午後には知花昌一さんのお話をきき,チビチリガマにいきました。チビチリガマは身内同士の集団自決があった場所です。説明をしてくださった方の言葉や表情が私たちの心に突き刺さりました。その上,あまりにも衝撃が強すぎて,言葉が出ませんでした。涙を流す生徒もいて,沖縄戦の悲惨さが伝わってきました。
数学の授業では,正四面体の模型を見せる必要が多々あります。封筒で作る方法も一案ですが,先日牛乳パック2個で容易に作製できる画期的な方法を発見しました。11月6日(土)・7日(日)に開催される本校文化祭でも公開しますが,一足先にここに披露しましょう。
まず,牛乳パックの底から6cm(正確には7・√3/2≒6.06cm)の所を水平に切り取ります。次に2枚の向かい合う側面に正三角形を描いて(カッターナイフ等で表面の皮を剥ぐ程度に薄く折り目を入れる),折り目に沿って折り曲げて,最初の切り口の部分が重なるようにつぶします。このとき側面の正方形と正三角形の半分が台形となって1つの平面上に来るので(少し意外!),切り口をセロテープで接着すれば,底面が正方形,側面が正三角2枚と等脚台形2枚からなる5面体ができます。これを2つ作るだけです。
それで,肝心の正四面体はどうなったかですって?実はこの2つの5面体から正四面体を作るのは,昔から知られているパズルです。たった2片ですが意外に手ごわく,本当に正四面体ができるのかといぶかる人も現れるくらいです。このパズルを始めて手にする方は,ぜひ自分の手で正四面体を完成させてください。思わず他の方にもこのパズルを味合わせたくなることでしょう。