グローバル教育 Feed

2014年5月 2日 (金)

NY市内視察その2 ~New York Report (8)

メトロポリタン美術館はそれは大きな美術館で、一日あっても回りきるのは難しいところです。それなのに与えられた時間は2時間。なかにはランチもとらずに回った生徒もいました。とにかくありとあらゆる展示品があり、また人の数も尋常ではないほどあふれかえっていました。人を見に来たのか、美術品を見に来たのかわからないほどです。

ここでは時間を決めて自由行動としたので、写真は引率者が見てきたところを紹介します。世界の様々な楽器のひとつ、デンデュール神殿、屋上庭園からのNYの景色です。

Img_4685

 

 

 

Img_4684

 

 

 

 

 

 

 

Img_4678

 

 

 

 

 

 

 

美術館の後は、日本でも女子高生に大人気のアメリカのドラマ「ゴシップ・ガール」の舞台となったアッパーイーストサイドのマディソン街を少し歩き、ドラマでも出てきたコーヒーショップで飲み物を買い、気分はすっかり登場人物の女子高校生でした。

その後、地下鉄で移動して、9.11メモリアルへ。まだ様々な工事が行われており、ここで何千人もの方々が亡くなったと思うと、胸が締め付けられるような思いでした。広島出身で、テロの犠牲となった方のお名前の前で黙とうを捧げました。

Img_4698

 

 

 

 

 

 

 

最後はエンパイア・ステイト・ビルですが、さすがにこの頃になるとみんな疲れているうえに、入場料が25ドルと高かったため、上まで行ったのはここを希望した生徒のみでした。皆さまには下からの眺めを・・・。

Img_4703 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一日の締めくくりはピザ! 17インチのピザを注文したら、こんなに大きいのが来ました。2枚注文して12人でようやく完食!(一橋大学の秋山先生とモントレー国際大学院の土岐さんも飛び入り参加!) 本格的なおいしいピザを食べて、みんな大満足で「NY視察」を終えました。

Img_4705

 

 

 

NY市内視察その1~New York Report (7)

「視察」というと聞こえが良いですが、要は観光です。昨日は記録的な大雨+低温(10度)に見舞われたニューヨークでしたが、本日は一転して夏の暑さ・・・。最高気温は25度でした!

今回は8人の高校生に「一人1か所、行ってみたいところをピックアップするように」と訪問前に宿題を出しておきました。(笑) 以下が宿題の結果です。

・タイムズスクエア ・エンパイア・ステイト・ビル ・メトロポリタン美術館 ・有名な大学

 

これに引率者の独断で9.11メモリアルを入れました。

 

マンハッタンのアッパー・ウエストサイドから出発し、まずは「有名な大学」であるコロンビア大学を見学。ちょうど卒業式の直前で、その準備がなされているところでした。写真は地下鉄の駅のものです。アメリカのなかで最も古い大学の一つで、建築物は壮大で圧巻でした。ピュリッツァー賞の授与式が行われるコロンビアのシンボル的なホールは天井が高く、生徒たちは一様に感動したようでした。

Img_4670_2

Img_4669_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に訪れたのは同じアッパー・ウエストサイドの閑静な住宅街にあるThe New York Buddhist Church、本願寺です。ここには広島で被爆した親鸞像があります。本校高3の久保田さんのおじい様が「ニューヨークに行くのならぜひ見てきてほしい」と孫娘に託されたもので、久保田さんは「本願寺」を選んだのでした。

この親鸞像はもともと三滝にあり、被爆したものです。それをある資産家の日本人が私財を投じ、「世界平和のために、戦争を繰り返さないために」との願いのもと、1950年代にニューヨークの本願寺に贈りました。以来、この住宅街に静かに佇み、浄土真宗では大切な方角である西を向いています。袈裟の下のほうがオレンジ色に変色しているのですが、これは放射能の影響で、実際にガイガーカウンターでも未だに微量の放射能が計測されるとのことでした。この本願寺の前住職の御嬢さんであるHoshina Sekiさんより、親鸞像にまつわる様々なエピソード、移送にあたっての当時の関係者の思いがつづられている手紙をお聞きし、まさかニューヨークで被爆した像にめぐり会えると思っていなかった生徒たちは感慨深い様子でお話を聞いていました。この様子はNHK広島支局に取り上げられ、来週水曜日(7日)夕方に放映予定とのことです。またこのHPでお知らせします。

Img_4675

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NYの小学生との交流 ~New York Report (6)

4月30日の午後、アンゲラ・ケインさんにお会いしたあと、国連学校(United Nations International School)を訪問しました。この学校には国連職員や政府関係の子弟が多く通っていることや30年以上IBスクールとして世界のIBの手本となっていることで知られています。

放課後の時間を利用して、小1~小4の子供たちと交流しました。まず、広島の原爆に関する短いプレゼンテーションをしたのですが、質疑応答では子供ならでは視点から質問が相次ぎました。

「どうして爆弾を落としたの? 話し合いで解決すればいいのに。」「実験としての原爆投下っていう説があるけど、それなら敵のソ連に落とさなかったのはなぜ?」 

素朴な質問ばかりですが、かなり核心をつくものばかりで、高校生はタジタジ・・・。

次に、本校卒業生の森本順子さん制作の絵本・"My Hiroshima"を朗読したのですが、その前に絵本について簡単に説明していた時のことでした。「美しくも悲しい絵をしっかり見てね」と言うと、「戦争の話なのに、どうして美しいの?」

子どもの「なぜ?」は、新たな視点を与えてくれる大切な質問です。真摯に向き合い、後になってでも答えられるようにしたいものです。

Img_4633

Img_4638

 

 

 

 

 

 

次に、千羽鶴をリサイクルして作った折紙を使って折り鶴を一緒に作りました。小学校の低学年の児童にはやや難しかったですが、なんとか完成させました。その他、手裏剣、風船などを作っては大歓声が上がっていました。子どもたちも、外国から来たお兄さんやお姉さんと楽しみながら折紙から作ることができました。このように、にこやかに協力しながら作業をする経験を積み重ねることが、実は平和構築につながっていくのだろうと思います。

Img_4651

2014年5月 1日 (木)

国連軍縮部のトップにメッセージを伝える! ~New York Report (5)

公式的な行事は本日が最終日。午後一番に国連軍縮代表部の上級代表であるアンゲラ・ケインさんにお会いすることができました。直前まで事務総長とのミーティングで、準備委員会の期間中、かなりハードなスケジュールを送られているにも拘らず、今回は本校卒業生で国連職員の荊尾(かたらお)遥さんの計らいで面会が実現しました。

本校高3の久保田さんがこれまでの取り組みの内容や署名活動に込めてきた思いをお伝えし、先月、街頭署名で集めた約2000筆の署名を手渡しました。また、ニューヨークに来てから集めた100筆もお渡ししたところ、とても驚かれて、「ニューヨークでもストリートで活動をしたの?」と聞かれましたが、月曜日に訪問したスタイベサント高校で多くの高校生が署名してくれたこと、今後も協力してくれることなどを説明すると、「それはすばらしい! とにかく若い世代がこうやって横のつながりをどんどん広げていくことこそが核廃絶につながるのよ。これからもしっかりがんばって!応援していますよ」と力強い励ましのことばをかけてくださいました。

過密スケジュールのなか、私たちのために20分も割いて下さっただけでなく、ユーモアも交えながらにこやかに、しかし力強く激励して下さったことは高校生にとって大きな励みになるだけでなく、これからの活動を支える大切なことばとなるでしょう。内容の濃い20分でした。

Img_4621

 

また、国連のなかでも軍縮分野を専門とする「UNODA(国連軍縮部)」のオフィスに入ることのできた生徒たちは大興奮!オフィスのあちこちで写真を撮りました。エレベーターに入ると真正面に国連のロゴが。これにも大騒ぎしながら31階のオフィスから地上へと降りました。

Img_4628

 

 

平和首長会議ユースフォーラム ~New York Report (4)

いよいよ高校生の主張が発表できる日となりました。この日のために、参加生徒は約1か月半かけてプレゼンテーションの準備をし、直前まで原稿の手直しが入ったり、合宿を敢行して特訓を受けたりもしました。自分たちの主張がどこまで伝わるかという不安のなかにも、必ず伝わるはず!という期待とが入り混じった心境を抱え、朝からずっと緊張しながら、プレゼンの時間を迎えました。

会場は国連本部の地下にある会議室で、意外に狭く、聴衆は平和首長会議の参加首長のうち20人ほどだったでしょうか。ひろしま平和文化センターの小溝理事長が高校生を紹介してくださり、いよいよプレゼンテーションが始まりました。

トップバッターは広島女学院。右傾化、排外主義、核武装などを声高に叫ぶ若者が現れる昨今、広島の高校生が署名活動を続ける理由を説明し、被爆者の願いに応えることが広島の若者の責務であると訴えながら、自分たちのその他の活動も紹介しました。

Img_4529

修道高校は、署名活動が持つ力を対人地雷禁止条約やストックホルムアピールを例に説明し、市民の力で核兵器禁止条約を一刻も早く締結すべきと訴えました。

Img_4534

盈進高校は高校生の活動は小さいかもしれないけど、故・森滝一郎氏の「小さいものこそ美しい」という言葉に支えられ、どんな小さな活動でも大きなうねりを生み出すことができると信じて活動をしている、という信念を紹介し、フクシマの被爆者とも連帯する意思を伝えました。

Img_4545

最後は沖縄尚学高校です。なぜ沖縄で核廃絶の署名活動をするのか。沖縄戦の悲劇を継承し、米軍基地と隣り合わせのところで生活する沖縄では、常に核兵器配備の恐怖にさらされています。これはヒロシマ・ナガサキが経験した惨状につながるものであり、それを繰り返してはならないという強い信念のもと、活動をしていると紹介しました。

Img_4557

高校生のプレゼンテーションは首長さんはじめ、その他の参加者にも大きなインパクトを与えました。最初にコメントを発言したアメリカの大学生は、「高校生でここまで考えていて、すばらしい発表で、圧倒されつつも、感動して涙が出そうだった」と言っていました。また、ドイツの方は「教育が本当に必要なことがよくわかった。子供たちにも伝えるにはどうしたらいい?」と質問され、本校の生徒が「私たちの学校では、"Summer Cloud"や"My Hiroshima"を教材として、英語でも授業で学んでいます。平和教育のカリキュラムもあります」と説明していました。

小溝理事長からも「すばらしいプレゼンテーションだった」とお褒めのことばを頂きました。

4つの高校のプレゼンテーションは根底にあるものは同じですが、それぞれの観点からのアプローチで、似ているようで異なる内容でした。核軍縮に携わる大人たちを唸らせるようなプレゼンテーション。高校生のこれからの活動にますます期待したいと思います。

2014年4月30日 (水)

レセプション(国連日本政府代表部主催)など New York Report (3)

Img_4485午後はまず「自治体国際化協会」のNY事務所におじゃましました。明日のプレゼンに備え、練習する場所を提供してくださったり、今回の傍聴にアテンドしてくださったりしています。全国の自治体から広島、松江など12の自治体から職員が派遣されているとのことでした。訪問するとプレゼンできるように部屋が整えてあったり、お水を準備してくださるなど、日本の「おもてなし」の感じるひと時でした。またプレゼンの練習では質疑応答の練習に協力してくださったり、温かいコメントを頂くなど、明日に備えて自信につながる時間となりました。

                                 

夜は国連日本政府代表部主催のレセプションに参加しました。岸信介外務副大臣、アンゲラ・ケイン国連軍縮部上級代表、ローマンモレー第3準備委員会議長、松井広島市長、田上長崎市長、小溝広島平和文化センター理事長など、政府や市の代表の方々の前で、本校高3の今井さんが代表で高校生の思いをお伝えするスピーチをしました。とても熱心に聞いてくださり、若い世代への期待感が伝わってきました。また、レセプションでは、各国の政府の方などに、四苦八苦しながらも英語で単独で積極的に話しかける生徒の姿が頼もしく見えました。

Img_4502


 


 

最後は、国連プラザビルの1階で記念撮影を撮りました。

Img_4519

 

2014年4月29日 (火)

国連での会議を傍聴して ~New York Report (2)

Img_4434

いよいよ今日からNPT再検討会議第3準備委員会が開催されます。私たちはあらかじめ傍聴の登録をしていましたが、席を確保するには普通に並ばなくてはいけません。朝7時半に会場に一番乗りしました!NYの朝は気温が10度程度でまだ寒いと感じる朝でしたが、やがて国連本部に各国の国旗が揚がると一様に興奮していました。

10時、ロマン・モレイ議長の開会宣言により会議が始まりました。今日は午前中のみの傍聴でしたが、インドネシア、マーシャル諸島、日本などの外務大臣や副大臣が各国の状況やNPTに対する提言等に関するスピーチを聞きました。なかでもマーシャル諸島は繰り返し核兵器の実験が実施されてきたところであり、それを体験してきた(そして実際に閃光を見たことがある)外務大臣が「実験を含め、こんな非人道的なものはどのような状況であっても使用されてはならない。また平和利用に関しても近年の様々な事故から安全保障が十分とは言えない」と語り、会場は拍手喝采でした。(他の国のスピーチに対しては拍手はありませんでした。)

午後はNYの超名門公立高校であるスタイベサント高校を訪問。日本語を履修している約100人が出迎えてくれました。広島市長のあいさつに続き、本校生徒が広島の原爆に関する概要を、沖縄尚学の生徒が沖縄の思いと核兵器廃絶署名活動の意義の関連性をプレゼンテーションで発表しました。スタイベサントは入試の合格率が3%という全米屈指のレベルの高い学校です。「どんな質問が出るのだろう」と訪問前から戦々恐々だった日本人生徒の予測どおり、考えたこともないような質問がいくつか出ました。あらゆる角度からの勉強がまだまだ必要と感じたようですが、「私たちも署名活動に協力したい。どうすればいい?」と交流会終了後に申し出る生徒もいて、とても心強く、そして署名活動はこのように支えられていくのだと実感しました。ほとんどの生徒が署名もしてくれました。

スタイベサントでのプレゼンの途中から本校の高3・今井さんは市長とともに国連事務総長に会うために中座しました。その様子は新聞報道でご覧ください!

午後の活動はまた別のレポートでお届けします。

Img_4440

Img_4474

 

New York Report (2)

The third session of the Preparatory Committee (PrepCom) for the Nuclear Non-Proliferation Treaty (NPT) Review Conference opened from today.  Although we had already registered our attendance, we had to queue to get our seats.  We were the first to arrive.  The morning air in NY was fresh and cold at around 10 degrees centigrade.  We were very excited when we saw UN member’s national flags were hoisted at the UN Headquarter.

At 10am, Enrique Roman-Morey, a chairman opened the conference.  Though we only attended the morning session, we hear speeches of foreign ministers and vice ministers in Indonesia, the Marshall Islands and Japan about their current state and recommendations to NPT.  Especially, a speech made by the Foreign Minister of the Marshall Island was notable.  The Marshall Islands was a Pacific nation that has suffered from damages caused by nuclear tests performed by the United States from 1946 to 1958, and the Foreign Minister who actually experienced them (and had seen the flash lights) said, “Including experiments, such inhumane things should never be used under any circumstances.  Considering numerous accidents in recent years, even a peaceful utilization does not suffice the security.”  His speech was received a great applause from the audience while other speeches had no applause.

In the afternoon, we visited Stuyvesant High School, the prestigious state school.  100 students who took Japanese classes met and welcomed us.  Following the greeting speech from the Hiroshima Mayor, Jogakuin student made a presentation on A-bomb of Hiroshima and Okinawa Shogaku student made a presentation on thoughts of Okinawa and its connection to the significance in signature collecting activity for nuclear abolition.  Stuyvesant is one of the top level high schools in US with 3% pass rate.  We feared what sort of questions they would ask us and just as we guessed, their questions were very sharp and unpredictable.  They felt the necessity to study deeper in every aspect, however, they were also encouraged that after their meeting, there were students who wished to join the signature collecting activities.  We realized this was how our signature collecting activities were supported.  Most students in the meeting signed for the petition.

Ms Imai of Jogakuin left Stuyvesant during the presentation to meet Secretary General of the United Nations with Hiroshima Mayor.  Please read a report in paper for how it went.

We will report our afternoon activities in another article.

 

 

 

 

2014年4月28日 (月)

Hello, New York!

Img_4419_2

本校では6年前より、盈進高等学校(福山市)、沖縄尚学高等学校とともに「核廃絶!ヒロシマ中高生による署名キャンペーン」を展開しており、主に街頭署名によって毎年4~5万筆の署名を集めています。この署名は毎年、広島市長を通じて、国連に渡っています。

これまでの活動が平和首長会議(Mayors for Peace)に評価され、この度、広島市長がNPT(核不拡散条約)再検討会議第3準備委員会に参加される市長に帯同して、高校生8人がニューヨークに派遣されました。本校、盈進、沖縄尚学、修道より二人ずつです。この8人は外務省の「ユース非核特使」の委嘱を受けています。 

27日から開始される会議を国連本部の本会議場で傍聴するほか、国連事務総長や軍縮部の上級代表にお会いしたり、平和首長会議のユースフォーラムでプレゼンテーションをしたり、地元の高校などを訪問して、交流会を持つなどします。なかなか得難い機会を与えられ、参加生徒は緊張しつつも、様々な学びや出会いに大きな期待感も抱いています。

本日は13時間に及ぶフライトの後、夕方、マンハッタンに到着しました。多少疲れていますが、全員元気で、ホテル近くのグランドセントラル駅を見に行ったり、夕食で四苦八苦しながらサンドイッチを オーダーするなど、早速刺激的な時間を過ごしました。

明日から始まる国連での会議の様子など、お伝えできればと思います。また、今回は広島市が初めて高校生を派遣するということもあり、NHK,広島テレビ、中国新聞、朝日新聞が市長に同行取材をしています。

 

写真は広島空港での壮行式での写真とホテルに
到着したきのもの、また、ホテルの近くにあるニューヨークのシンボル、クライスラービルです。

Img_4431

 

 

Hello, New York

Jogakuin has been working with Eshin High School (Fukuyama) and Okinawa Shogaku High School on a campaign called “Nuclear Abolition Now! Signature Drive by Junior and Senior High School Students” for 6 years.  They have been collecting 40 to 50 thousand  signatures mainly on a street every year.  They have sent these signatures to the UN every year by the Mayor of Hiroshima.

Their campaign had been recognized by Mayors for Peace and 8 high school students are sent to NY to accompany the mayor who was attending the third session of the Preparatory Committee (PrepCom) for the Nuclear Non-Proliferation Treaty (NPT) Review Conference.  Two students each from Jogakuin, Eishin, Okinawa Shogaku and Shudo were dispatched.  They have also been appointed “Youth Special Communicators for a World without Nuclear Weapons” by the Ministry of Foreign Affairs.

They will attend the upcoming third session of the Preparatory Committee (PrepCom) for the Nuclear Non-Proliferation Treaty (NPT) Review Conference, meet Secretary General of the UN and the top officials of UNODA, make a presentation at Mayors for Peace Youth Forum, and meet with American high school students.  They were a little nervous about these priceless opportunities but more than that they were positively looking forward to the opportunities for learning and encounter.   

After a 13-hour flight, we arrived at Manhattan in the evening.  Though tired, we were all fine and having exciting time going to see Grand Central Station near the hotel and ordering sandwiches for dinner with struggle.

We will report the conference at UN from tomorrow and other activities.  As they were the first high school students to be sent to an international conference by Hiroshima City, reporters from NHK, Hiroshima TV, Chugoku Shimbun, Asahi Shimbun were travelling with us.

The first photo was taken at Hiroshima Airport when we had a send-off, the second photo was when we arrived at the hotel, and the last was one of NY’s symbolic architectures, Chrysler Building near our hotel.

2014年4月19日 (土)

世界を見てみようシリーズ 2014年第1弾

 今日は青年海外協力隊として海外に派遣された方お二人からお話を聞きました。アフリカ・マラウイに派遣された大塚さんは、「現地の人たちに貢献しようという気持ちで行ったが、実際には多くの人たちに助けてもらった」と体験を振り返り、高校生に「自分の力を生かすことが、必ずどこかの誰かのためになる」と語ってくれました。アフリカ・ブルキナファソに派遣された上田さんは「コミュニケーションには本当に苦労した」としつつも、「今でも現地の人と連絡を取り、元気をもらっている」、高校生には「自分で自分に限界を作らず視野を広げてほしい」と話されました。

 高校生から質問がたくさん飛び交い、講演会が終わった後も講師の周りには生徒が集まっていました。やはり、実際に現地で活動された方の言葉には、説得力がありました。

1404192

1404191

 

  

See the World 2014 - Part1

We had lecture from two ex-JOCV staff.  Mr Otsuka who sent to Malawi, Africa reflected his experience that he wished to assist local people there but actually he was helped by them and told our students that when each of us use our own ability that would help someone somewhere.  Ms Ueda said she had hard time communicating with local people there but was still in touch with them now and that gave her a source of energy.  She told students not to limit themselves and to have open mind.

Afterwards, students surrounded the guests and asked many questions to them.  Their words through experience were truly convincing.

 

 

続きを読む »