今日の女学院

64年前に本校でも原爆の犠牲者が多く出ました。毎年、午前中には校地内の慰霊碑で同窓会主催の平和祈念式を行ない、午後には中１・中３・高１生徒と他校の生徒さんやお客様をお迎えして平和記念礼拝を行なっています。今年の平和記念礼拝では講師に塩冶節子さんをお迎えしました。塩冶さんは５才のときに比治山町で被爆され、中1で本校に入学されました。原爆の日のことは幼かったこともあり、記憶はおぼろげだけれど、数年たって妹さんや友人を亡くす体験をされ、自分には語る意味があるのだ、と決意されたそうです。優しい口調で語りかけてくださいましたが、最後に広島に生まれ住むわたしたちに「広島を語る人」になってほしいとおっしゃったことが、心にずっしり響きました。

8月1日(土)14時から，エデュパークさんとの共催で，本校理科室を２つ使って，小学生と保護者の方対象に「夏のどきどき実験教室」を開催しました。テーマは「水溶液」。まずは子供たちが，リトマス紙やなすから取り出した紫色の色素を用いて，水溶液の仲間わけをしました。次は保護者の方には少し高度な実験をということで，水溶液をつくっていただき，電気分解を利用して，銅板に銀メッキしました。最後は，電気ペンを作りました。盛りだくさんの内容のあっという間の2時間でした。小学生の皆さん，楽しんでいただけたでしょうか。 来年は新しい理科室でぜひこのようなイベントをまた行ないたいと思っています。