今日の放課後、本校の卒業生である荊尾遥(かたらお・はるか)さんが在校生のために講演をしてくださいました。荊尾さんは中高在学中から平和問題に高い関心があり、大学時代には「ヒロシマ・ナガサキ反核平和使節団」の一員として渡米するなど、一貫して平和活動に携わってこられました。昨年は「広島平和構築人材育成センター」の一期生に選ばれ、南アフリカの国際機関などで研修を受け、今年8月からは在オランダ日本大使館において、化学兵器禁止条約の専門調査員として働くそうです。
今日は荊尾さんの中高時代やこれから軍縮問題とどのようにかかわっていくのか、様々なお話を聞くことができ、参加した生徒は大きな刺激を受けたようです。荊尾さんも、「原点である母校で皆さんとお話できて、これからも頑張ろうという元気をもらいました」と語っておられました。
今週、本校では「平和を祈る週」を迎えていますが、ひとりでも多くの生徒が平和の種を自分たちで蒔いていこうと決意してくれればと思います。