今日の女学院

女学院では毎朝、礼拝をしてから一日を始めます。礼拝では、生徒がお話をするときもあります。考えさせられるお話も多く、内面を見つめ直すきっかけにもなります。先生たちは、毎朝生徒の皆さんよりも一足早く礼拝を行っています。今日一日、生徒の皆さんが元気に充実させた学校生活が過ごせるように、お祈りをします。

もうすぐ12月です。この暖かさはどうしたことでしょう・・・これから年末に向けてきっと寒くなる！暖かい日が続いているとはいえ、風邪をひいている生徒も目につきます。しっかりうがい手洗いをして、寒さに負けないようにしよう。

中１の英語の授業風景です。暗唱しています。生徒全員が前に出て、発表しました。しっかりと練習してきたようで、とても上手でした。 　　　　　　

　　　　BED IN SUMMER

　                                    By Robert Louis Stevenson

In winter I get up at night　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　And dress-by yellow candle-light.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　In summer, quite the other way,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　I have to go to bed by day.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

I have to go to bed and see　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　The birds still hopping on the tree,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Or hear the grown-up people's feet　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Still going past me in the street.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

And does it not seem hard to you,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　When all the sky is clear and blue,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　And I should like so much to play,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　To have to go to bed by day?

　　　　夏のねや

冬には　起きる　暗いうち　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蝋燭（ろうそく）ともして着物きる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夏にはこれとは大ちがい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明るいうちにねやに入る。

明るいうちに　ねやに入る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梢（こずえ）をわたる小鳥たち　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　街行く人の足音を　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わたし聞かねばなりません。

み空は青く晴れていて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだまだ遊んでいたいのに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明るいうちに　ねやに入る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなた　つらくは思わない？

今日のホームルームでは、「35歳の私」の劇をしました。グループ毎で脚本を書き、練習した作品はどれもおもしろいものでした。35歳になった女性たちが、友人たちとお酒を飲みながら、それぞれの現状を話すパターンなどもありました。家庭と仕事の両立で苦しむ女性像や、夫婦間での子育てに対する考え方のすれ違いなど、思わず「あるある」とうなずくものもコミカルに演じていました。みなさんはどんな人生を送るのでしょうか。  

7限目に高1・2スピーチコンテストがホールで行われました。家族のこと、留学の経験、平和教育のことなど様々なトピックについてのスピーチを聞くことができました。最優秀賞が各学年から1人選ばれ、賞状と盾が贈呈されました。どれも思いがこもっていて、自信に満ちたすばらしいスピーチだったので、審査員も選ぶのが大変だったのではないでしょうか。  

中2の総合の時間では、「35歳の私」を考えています。今は班に分かれて、ショートストーリーを考えています。今週の金曜・土曜にその劇の発表を控え、練習しているグループを発見しました。このグループはうぬぼれ女性の人生を劇にしたそうです。

机の上には一枚のチラシと封筒が。中には文房具がずらりと写真入りで紹介されています。両手に障害を持つ人たちが、口や足で筆を使い描いた作品がデザインされたものです。実は教員の中にも愛用している人も多いんですよ。特にふせんやメモが人気です。生徒のみなさんはどんなものを選びますか？

先日、All English Dayがありました。英語を使う行事で、生徒から作品などを一日公募する日です。今回は「食欲の秋」ということで、漫画「OL進化論」（英語版）の4コマを使い、オチをつけるというものでした。定食屋で焼肉定食とカツ丼を注文したOL。周りが見ていることに気づき、そこでの一言を募集しました。中・高の各階には優秀作品が掲示してあります。ぜひ見てみてくださいね。ちなみに原作は「後でくる友達の分も注文したんです！」です。

　今日で今年度のキリスト教強調週間は終わりです。生徒による閉会礼拝が行われ，各学年から２人ずつ，関田牧師の講演や学年別活動などを通して，考えたこと思ったことを発表しました。

女学院は，街中にあるにしては緑が多いことで知られています。朝晩冷え込むようになって，校内の樹木も紅葉が見られるようになってきました。