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2015年3月 4日 (水)

放送礼拝より  ~加川先生(保健室)

新約聖書 テサロニケの信徒への手紙5章16節から18節

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」


私は礼拝の中でもお祈りの時間が好きです。理由は2つあります。

1つ目は、お祈りの最初が感謝の言葉で始まるところです。お祈りは、神様に向かって、「今日も新しい朝をありがとうございます」や「ここに集えたことを感謝します」などの言葉で始まりますね。毎日当たり前のように寝て起きて学校に来て、時には「嫌だな」なんて考えながら迎えていた朝を、「ありがとう」という感謝の言葉で迎えることができると、その1日が嬉しい特別な日のように思えて、1日を大事にしようと思いました。

2つ目は、お祈りの最後に、自分ではない誰かのために祈るところです。「学校に来ていない友達が明日は元気になるように」「心や体に痛みを覚えている人に特別な慰めがあるように」などと祈りますね。朝の先生たちの礼拝でも、「登校中の生徒の足をお守りください」とお祈りしています。毎日生活していると、楽しいことや嬉しいことばかりではありませんね。風邪をひいたりけがをしたり、嫌な気持ちになって涙が出たり、気分が沈むこともあります。でもそんなとき、誰かが自分のために祈ってくれている、と思うとちょっと元気が出ませんか。つらい時、お祈りのたびに自分は祈られていることを思い出してもらえればな、と思います。また、元気なときは、周りの人のために祈る心の余裕を持ってほしいと思います。

 

お祈りをします。

神様、今日も新しい朝を感謝します。毎日様々なことがありますが、感謝の心や他者への慈しみの心をもって過ごすことができるようお導きください。心や体に痛みを覚えている人の上にあなたの特別な慰めがありますように。この感謝と願い、主イエス・キリストの御名を通して御前にお捧します。アーメン