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2014年5月 3日 (土)

Goodbye, New York! ~New York Report (9)

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いよいよ帰国の途につきます。今、JFK国際空港にいます。少し時間がありますので、参加生徒ひとりひとりの現在の思いを手短にお伝えします。本人の承諾を得たうえで、名前を公開していますので、ご了解ください。

また、今回の派遣にあたり、平和首長会議、広島市、ひろしま平和文化センター、現地の通訳さん、現地の広島市のスタッフの方々など、本当に多くの方々にお世話になりました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

沖縄尚学 與那覇さん・・・日本国内の問題に目を向けてきたけど、ほかの国にも様々な問題があると痛感しました。これからの世界が平和になるために国内の問題だけでなく、海外にも目を向け、自分にできることをしていきたいです。

沖縄尚学 金城さん・・・偏った方向から見ることなく、様々な角度で物を見るように心がけたい。また、ひとつの事柄にもいろんな意見があるので、すべての意見を理解しつつ、良いところを取り上げて、より良い方向につなげていくことが大切だと学びました。

広島女学院 今井さん・・・他国の視点から原爆や平和についての意見を聞くことができ、ヒロシマがまだ世界の注目を集め続けていることを実感しました。特にこれからの私たち次世代の動きに注目してくれているので、日本に帰ってからも今回の経験を活かし、平和活動に携わっていきたい。

広島女学院 久保田さん・・・今回、被爆親鸞像を訪ねてみて、祖父の願いが世代を超えてかなえることができてうれしかったです。親鸞像を見ることで、二度と過ちを繰り返してはいけないという自分たちの活動の原点を再確認できてよかった。NY訪問を通して、アメリカの高校生はじめ、様々な人と知り合うことができ、それを帰国してからもさらに広げていきたいと思います。

盈進 小川さん・・・被爆者の平均年齢が高くなり、次世代の私たちは彼らの思いをさらに背負って発信していかなければならないと実感しました。学校訪問を通して、人種や年齢、国籍関係なく、みんなが仲良くして、お互いを認め合ったら、本当の平和が実現できると思います。将来は教員になって、子供たちにみんなが仲良くできる社会について伝えていきたいです。

盈進 箱田さん・・・今回は世界の人の意見に触れるよい機会でした。私たち盈進生は加藤貴光さん(阪神淡路大震災で亡くなった大学生で、国連で働きたいという夢を持ち続けた青年です)の思いを一緒に携えてきました。また、多くの方々の支えがあって今回の学びが実現しました。これからも自分にできることを精いっぱいやっていきたいと思います。

修道 立上君・・・ひとつの物事に対しての見方が想像した以上に違っていたので、これからはもっと柔軟な思考ができるように努力したいです。原爆に対する理解はあるようで、それほどでもないと実感したので、まずは自分自身が知識を増やし、様々な機会を最大限に利用できるようにがんばりたいと思います。

修道 安部君・・・今回国連に行ってみて、いろんな人に会いました。核兵器廃絶という目標は同じだけど、それぞれ考え方が異なり、それを聞くことでさらに関心が深まりました。他の人とのコミュニケーションが大切だということも痛感しました。今後も核兵器廃絶への努力も続けていきたいし、もっと様々な人からいろんな話を聞きたいと思いました。

最後に集合写真です! See you in Japan!