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2014年5月1日

2014年5月 1日 (木)

6月1日(日) 高校音楽部出演♪  

高校音楽部が20分ほど演奏させてもらいます。

ぜひお越しくださいnotenote


第453回パイプオルガン定期演奏会

2014年6月1日(日) 16:00~17:00

世界平和記念聖堂 (入場無料)

pypeorganconcert.pdfをダウンロード

B5用紙で立方体を折る!

先日、本校で開催している数学研究会で、正方形の折り紙から切ったり貼ったりせずに立方体を折る「フジモトキューブ」を学びました。

その原理を利用して、B5用紙で立方体を折ることを考えました。

折り目に沿って組み立てていけば、1辺がB5用紙の短辺の立方体が容易に作成できます。

(B5用紙なので、小テストの余りで作れます。)

次回の研究会は5月19日(月)16:40~です。

興味を持たれた方は、ぜひ来校してください。

いっしょに楽しく数学を学びましょう。

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高2遠足,アクアスへ

 先週の話になりますが,高2は4月24日に島根県にあるアクアスに遠足に行きました。到着までにかかる2時間も,映画を見たり,お菓子を食べたりで,とても楽しい時間になりました。アクアスには約400種,1万点の海の生物が展示されており,色とりどりの熱帯魚など貴重な生物を見ることができました。シロイルカのショーでは有名な「幸せのバブルリング」や「幸せの魔法マジックリング」を見させていただき,幸せになることができました。この遠足で様々な海の生物を見て,高2修学旅行で行く美ら海水族館が一層楽しみになりました。(写真部高2)

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高校バスケットボール部

●県総体地区予選

 女学院 62-43 廿日市西

 女学院 65-67 比治山女子

●広島地区私学大会 3位

 [予選リーグ]女学院 59-41 清心

           女学院 49-31 安田女子

 [決勝リーグ]女学院 28-44 鈴峯女子

           女学院 44-49 瀬戸内

国連軍縮部のトップにメッセージを伝える! ~New York Report (5)

公式的な行事は本日が最終日。午後一番に国連軍縮代表部の上級代表であるアンゲラ・ケインさんにお会いすることができました。直前まで事務総長とのミーティングで、準備委員会の期間中、かなりハードなスケジュールを送られているにも拘らず、今回は本校卒業生で国連職員の荊尾(かたらお)遥さんの計らいで面会が実現しました。

本校高3の久保田さんがこれまでの取り組みの内容や署名活動に込めてきた思いをお伝えし、先月、街頭署名で集めた約2000筆の署名を手渡しました。また、ニューヨークに来てから集めた100筆もお渡ししたところ、とても驚かれて、「ニューヨークでもストリートで活動をしたの?」と聞かれましたが、月曜日に訪問したスタイベサント高校で多くの高校生が署名してくれたこと、今後も協力してくれることなどを説明すると、「それはすばらしい! とにかく若い世代がこうやって横のつながりをどんどん広げていくことこそが核廃絶につながるのよ。これからもしっかりがんばって!応援していますよ」と力強い励ましのことばをかけてくださいました。

過密スケジュールのなか、私たちのために20分も割いて下さっただけでなく、ユーモアも交えながらにこやかに、しかし力強く激励して下さったことは高校生にとって大きな励みになるだけでなく、これからの活動を支える大切なことばとなるでしょう。内容の濃い20分でした。

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また、国連のなかでも軍縮分野を専門とする「UNODA(国連軍縮部)」のオフィスに入ることのできた生徒たちは大興奮!オフィスのあちこちで写真を撮りました。エレベーターに入ると真正面に国連のロゴが。これにも大騒ぎしながら31階のオフィスから地上へと降りました。

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平和首長会議ユースフォーラム ~New York Report (4)

いよいよ高校生の主張が発表できる日となりました。この日のために、参加生徒は約1か月半かけてプレゼンテーションの準備をし、直前まで原稿の手直しが入ったり、合宿を敢行して特訓を受けたりもしました。自分たちの主張がどこまで伝わるかという不安のなかにも、必ず伝わるはず!という期待とが入り混じった心境を抱え、朝からずっと緊張しながら、プレゼンの時間を迎えました。

会場は国連本部の地下にある会議室で、意外に狭く、聴衆は平和首長会議の参加首長のうち20人ほどだったでしょうか。ひろしま平和文化センターの小溝理事長が高校生を紹介してくださり、いよいよプレゼンテーションが始まりました。

トップバッターは広島女学院。右傾化、排外主義、核武装などを声高に叫ぶ若者が現れる昨今、広島の高校生が署名活動を続ける理由を説明し、被爆者の願いに応えることが広島の若者の責務であると訴えながら、自分たちのその他の活動も紹介しました。

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修道高校は、署名活動が持つ力を対人地雷禁止条約やストックホルムアピールを例に説明し、市民の力で核兵器禁止条約を一刻も早く締結すべきと訴えました。

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盈進高校は高校生の活動は小さいかもしれないけど、故・森滝一郎氏の「小さいものこそ美しい」という言葉に支えられ、どんな小さな活動でも大きなうねりを生み出すことができると信じて活動をしている、という信念を紹介し、フクシマの被爆者とも連帯する意思を伝えました。

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最後は沖縄尚学高校です。なぜ沖縄で核廃絶の署名活動をするのか。沖縄戦の悲劇を継承し、米軍基地と隣り合わせのところで生活する沖縄では、常に核兵器配備の恐怖にさらされています。これはヒロシマ・ナガサキが経験した惨状につながるものであり、それを繰り返してはならないという強い信念のもと、活動をしていると紹介しました。

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高校生のプレゼンテーションは首長さんはじめ、その他の参加者にも大きなインパクトを与えました。最初にコメントを発言したアメリカの大学生は、「高校生でここまで考えていて、すばらしい発表で、圧倒されつつも、感動して涙が出そうだった」と言っていました。また、ドイツの方は「教育が本当に必要なことがよくわかった。子供たちにも伝えるにはどうしたらいい?」と質問され、本校の生徒が「私たちの学校では、"Summer Cloud"や"My Hiroshima"を教材として、英語でも授業で学んでいます。平和教育のカリキュラムもあります」と説明していました。

小溝理事長からも「すばらしいプレゼンテーションだった」とお褒めのことばを頂きました。

4つの高校のプレゼンテーションは根底にあるものは同じですが、それぞれの観点からのアプローチで、似ているようで異なる内容でした。核軍縮に携わる大人たちを唸らせるようなプレゼンテーション。高校生のこれからの活動にますます期待したいと思います。