現在、国連アジア太平洋平和軍縮センター政務官でいらっしゃる卒業生の荊尾遥(かたらおはるか)さんにお越しいただき、高校生を対象に交流の時を持っていただきました。荊尾さんは女学院中高を卒業後、被爆60周年プロジェクト「広島世界平和ミッション」(広島国際文化財団主催)に参加され、南アフリカやイランを訪問されました。その後、津田塾大学大学院国際関係学修士号を取得され、広島平和構築人材育成事業第1期生としてInternational IDEAで勤務、在オランダ日本大使館専門調査員を経て、現職に就かれました。今はネパールにお住まいですが、Junior Professional Officerとして赴任され、国連小型武器行動計画ワークショップ及び国連軍縮会議を担当されました。先日、静岡県で行われたこの会議に本校生徒も教員引率のもと、参加しました。このような大きな会議を運営されている方が卒業生である、ということから親しくお話しできる機会を与えていただいて、幸運です。平和・軍縮に関する貴重なお話だけでなく、中高時代の経験や女性としての生き方など多くの学びを得ることができました。荊尾さん、お忙しい中貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。先輩の後を追いかけられる生徒を輩出していけるよう、教員一同がんばります