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2015年4月1日

2015年4月 1日 (水)

韓国研修⑪中2PS in Korea

中2はPS で「世界の多様な原爆観」を学んできました。今回はそこで学んだ原爆被害や様々な受け止め方を、建国大学の日本語学科の学生さんたちに発表しました。

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そして、韓国の人はどのように原爆を理解しているのか、何を知っているかなどをインタビューし、意見交換をしました。

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PSで使用した韓国の歴史教科書には、原爆についての記述がありませんでした。でも実際はどうなのだろうという関心からスタートしました。今回の中2PS in Koreaの成果は韓国研修をおこなった生徒が中3になったあとのPS で発表します!乞うご期待☆

一言だけ言うと、この発表、そしてその後のインタビュー・意見交換、とても充実したものになりました。報道等で耳にする日韓関係は本当なのだろうか?と思うくらいに、両国の若者がお互いの違いを乗り越えて、一生懸命に耳を傾け合い、伝え合う時間となりました。その様子に僕は感動しました。この日韓の学生の真剣さは、必ず実を結ぶはずだと感じました。

その後、その建国大学の学生さんとの食事会、そしてスーパーマーケットに行って一緒にお土産をえらんでもらうという交流をしました。本当に温かく親切なお兄さんお姉さんたちで、数時間の交わりでしたが、お別れするのが本当に名残惜しかったです。

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「また会いたい」とみんなが思ったPS in Koreaとなりました。

マウントユニオン大学研修⑩ Hello, Chicago!

お世話になったマウントユニオン大学を後にして、シカゴへ移動しました。

シカゴは人口300万人の大都会です。いままで過ごしていたアライアンスの街とは、雰囲気が全然違います。

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まずは、シカゴ美術館。

モネ、ピカソ、ゴーギャン、シャガール…など、普段なかなか見ることのできない作品を前にし、最初は「私には良さがわからないかもしれない。」と言っていた生徒達も、本物のもつ力に圧倒されていたようでした。


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続いて、ミレニアムパークへ。

ここもシカゴの観光名所で、国際色豊かな観光客でいっぱいでした。

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明日も引き続きシカゴです!明日はシカゴ名物のピザ!!!

カンボジア研修⑥ 最終日の午後!最後のアップです!

長いようで短かったカンボジア研修も最終日を迎えました。生徒たちは「女学院の代表」という強い意識のもと、あらゆる行動に積極的に貪欲に参加し、学びを深めました。今回が最後のアップです。最後は「帰国の途につきます」でしめくくられていますが、本日の午後、生徒全員、元気に帰国しました!

では以下、最後の記事です。

午後は王立プノンペン大学日本語学科の学生と交流をしました。カンボジアと日本の生活の違いといった話から始まり、平和の大切さを一人ひとりが発信していくことが大切であること、違い(宗教や肌の色など)を認め合う世界から平和が築かれていくことなどを話し合いました

↓本校生徒によるプレゼン。

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↓プノンペン王立大学の学生によるプレゼン。

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↓プレゼンを元にディスカッション中。

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↓全員での記念撮影。

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 生徒10名、全員元気に帰国の途に着きます。

カンボジア研修⑤ 最終日の午前

午前中はヒロシマハウスを訪問し、子供達と交流しました。ヒロシマハウスではストリートチルドレンなどの子供たちに無償で勉強を教えている学校です。生徒が用意したけん玉、あやとり、折り紙などなどたくさんゲームをした後、全員でカンボジアの子供の遊び(お正月にするものだそうです!)をし、和やかで楽しい時間を過ごしました。

↓折り紙で紙飛行機の作成中。この後みんなで楽しく飛ばしました。

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↓あやとりに挑戦!ほうきを完成させようとしています。上手く出来るかな?

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↓カンボジアの遊びをしました。日本のハンカチ落としに似ています。写真は生徒が鬼役で頑張って走っているところです。

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↓ヒロシマハウスの皆さんと記念撮影。

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マウントユニオン大学研修⑨ Goodbye, Alliance!

あっという間にアライアンス市を去る日が来てしまいました。ここにアップしきれないほど多くの活動に従事し、語りつくせないほどの思い出を作ることができたようです。その模様は、一端ではありますが、このブログで伝わったのではないでしょうか。

アライアンス市を去る間際の記事が届きました。アクロン・カントン空港での一枚です。この研修を最初から企画・催行して下さっているアメリカンドリーム社のウエブページですので、こちら をご覧ください!

Day 2 of CIF in 広島

Today CIF students and teachers visited the Peace Memorial Park.   

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Then CIF members had a special opportunity to listen to a hibakusha (a-bomb survivor).

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Finally, everybody collected signatures to abolish nuclear weapons.

Tomorrow the presentations begin!

韓国研修⑩ 意見交換会を終えて

約2時間におよぶ議論の末、意見交換会が終了しました。終了直後に撮影した記念撮影の写真がこれです。

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一人一人の表情(見えにくいかも知れませんが)からも分かるように、今回の意見交換会は非常に意味のある、実り多きものとなりました。もちろん彼女たちは、それぞれの国の代表ではありませんし、現実社会に即座に大きな影響を与えるわけではありません。しかしながら、決して簡単には合意に至る事のできない諸問題について議論した直後であるのに拘らず、こうして何のあと腐れもなく晴れやかな表情ができるのはなぜでしょうか。そこに今後の日韓関係について考え、何らかのアクションを起こしていく上での、大きなヒントがあるように思うのです

彼女たちの心の中には、お互いの間にある違いを知りたい、そしてその違いを認め、尊重しつつも、より良い関係を築いていくために違いを乗り越えていきたいという思いがあるのを強く感じました。国が異なる両者の間には、それまで受けてきた教育、歴史、文化など多岐にわたる違いが存在します。しかしそれを乗り越えて、合意に至るためには何が必要なのか教えられた気がします。私達教員にとっても多くの示唆に富む議論でした。

この意見交換会に参加した全ての生徒に対して、惜しみない拍手を贈りたいと思います。

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引率 宇津

韓国研修⑨ 意見交換会2nd Session〜3rd Session

続いて日韓間の懸案である竹島問題や、歴史認識問題などについて話し合うセクションが始まりました。非常にセンシティブな問題であるため、それまでと一転して両校の生徒たちの表情にもやや緊張が見られます。1st Sessionと2nd Sessionの雰囲気の違いは、次のほぼ同じ様な構図の2枚の写真で分かっていただけると思います。

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ですがこうした問題について正面から話し合うことなく、日韓関係の真の改善は達成されません。本校の韓国研修は単なる交流ではなく、グローバルリーダーを育成するためのもの、当然ながらそこに踏み込んでいきます。

お互いの主張の違いに耳を傾け、相手がどう考えているのかをきちんと理解するよう指示し、意見交換が始まりました。条件としては、決して感情的にならないように伝えてあります。そのためもあってか、慎重に言葉を選びながらも、英語や日本語、ハングルなどを駆使してお互いの主張を探る非常に緊張した時間が続いていきます。

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約40分におよぶ議論に続いて3rd Sessionでは各グループから、それぞれ代表の生徒に議論の成果を報告してもらいました。英語での発表という事もあり、両校の生徒たちは英語でどのような話し合いとなったかを発表していきます。本校の生徒たちの、流暢にとまではいかないものの、多くの生徒の中で堂々と意見を述べる姿に感動しました。

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わずかな期間ではありましたが、これまでの交流でお互いの心が通い合っているため、彼女たちの発表はどれも相手の立場や意見を尊重しつつも、何とか両者の違いを乗り越えようとする前向きなものばかりでした。

引率 宇津